私は15年以上NTTdocomoの回線を保有し続けており、その影響もありNTTdocomoが運営する「dポイント」をためています。
1ポイントあたり1円で使うことができるので、dポイントが付与される機会があったら積極的にためるようにしています。
dポイントの概要
dポイントはNTTdocomoが運営するポイントサービスですが、Tポイント、Pontaポイント、楽天スーパーポイントと同様にドコモユーザー以外でも利用できる共通ポイントサービスです。dポイントはコンビニやファーストフード店、ドラッグストア等の多くのお店(dポイント加盟店)でためる、そして使うことができます。会員数は7000万人を超えています(2019年12月時点)。
dポイントを利用するには
dポイントは、入会費、年会費無料で使用することができますが、利用を開始するには「dポイントカード」を入手する必要があります。dポイントカードはドコモショップやローソン、マクドナルド等で入手することができます。また、dポイントクラブでスマホ上でモバイルdポイントカードを発行して利用することもできます。まずはこれにより、dポイント加盟店でdポイントをためることができます。
入手、あるいは発行したdポイントカードをdポイントクラブのHPで利用者登録をすることでdポイントを利用することができるようになります。
dポイントの有効期限と利用できるサービス
dポイントは2種類あり、dポイントとdポイント(期間・用途限定)があります。
dポイントの有効期限は48か月です。これは獲得した月から48か月後の月末まで期限があり、ポイントを使い切るには十分な長さだと思います。dポイント(期間・用途限定)はその名の通り、有効期間と用途が限定されます。獲得したサービスにより有効期限が異なります。
dポイント、dポイント(期間・用途限定)も両方とも使えるサービスであれば、失効までの期間が短いポイントから使用されます。
dポイントとdポイント(期間・用途限定)が利用できるサービスは以下のものになります。
サービス名称 | dポイント | dポイント (期間・用途限定) |
街のお店で使う | 〇 | 〇 |
ネットのお店で使う | 〇 | 〇 |
dマーケットで使う | 〇 | 〇 |
d払いに使う | 〇 | 〇 |
ドコモ商品に使う | 〇 | 〇 |
ケータイ料金の支払いに使う | 〇 | ― |
データ量の追加に使う | 〇 | ― |
スゴ得のクーポンに使う | 〇 | ― |
賞品が当たる抽選に使う | 〇 | ― |
寄付に使う | 〇 | 〇 |
交換商品に使う | 〇 | ― |
チケットの優待購入に使う (4thステージ以上) |
〇 | 〇 |
dポイントのため方について
一般的なdポイントのため方は以下のものがあります。
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dポイント加盟店でdポイントカードを提示してdポイントをもらう
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dカードやdカードプリペイドで決済をする
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バーコード/QRコード決済のd払いを使用する(街での買い物)
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ネットショッピングでd払いを使用する(Amazon、ノジマオンライン等)
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ドコモのサービスを利用してためる
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ポイント投資
ここでは、私が実施しているドコモユーザーであれば実施すべきdポイントのため方いて紹介させていただきます。
ドコモユーザーはこれを実施すべき
一般的に、dポイントをためやすいクレジットカードとしてはdカードやdカードGOLDが候補にあげられますが、NTTdocomoの回線を保有している方は、以下のクレジットカードを使って効率的にdポイントを入手することができます。
・エポスカード(エポスゴールドカード)を使ってエポスポイントを入手しdポイントに交換する
追記:Pontaポイントとdポイントの相互交換が2020年9月30日23:30をもって終了すると正式に決定しました。
リクルートカードを使ってためる
リクルートカードは年会費無料、還元率1.2%のクレジットカードで、月額累計の金額に基づいてリクルートポイントが付与されます。そして、リクルートポイントはPontaポイントと等価で交換することができます。
ドコモユーザーであれば、Pontaポイントをdポイントに等価で交換することができます(最低100ポイントで100ポイント単位)。リクルートカードはdカードと比較して以下のメリットがあります。
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還元率1.2%でdカードの1%よりも0.2%高い
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dカードは決済の都度にポイント付与で、端数が出た場合は無駄になるが、リクルートカードが月額累計の金額に基づいてポイント付与のため端数が出にくく無駄になりにくい
特に上記2に関してはdカードは端数が無駄になりもったいないと感じてしまいます。リクルートカードであればポイントの取りこぼしは少なくなります。
追記:ドコモとリクルートが「dポイントで提携」、2020年第三四半期を目途にリクルートが提供するサービスでdポイントをためることができるようになります
上記ニュースはリクルートカードでたまったリクルートポイントをdポイントに交換することもできるようになるのではないかと期待しています。
エポスカードを使ってためる
エポスカードは年会費無料で保有することができます。普段の還元率は0.5%ですが、優待店ではポイントUPや割引等が受けられるサービスもあり、人気の高いカードです。
実質的に優待店で優待を受けながらdポイントをためることができます。
ドコモユーザーであれば、エポスカードで決済をすることでたまるエポスポイントもdポイントに等価で交換することができます(最低1000ポイントから500ポイント単位)。
さらに、エポスゴールドカードになると、年間100万円利用すると、還元率が実質1.5%以上になりエポスポイントの有効期限も無期限になりますのでさらにdポイントを効率的にためることができます。
なお、エポスカード、エポスゴールドカードも月額累計の金額に基づいてポイントが付与されるため取りこぼしは少なくなります。
まとめ
ドコモユーザーが実施すべきdポイントのため方について紹介させていただきました。
リクルートカードやエポスカードでdポイントをためることができるのはドコモユーザーの特権ですので利用すべきだと思います。
ただし、PontaポイントはKDDIと提携することになったので今後ドコモとの関係がどうなるのかは流動的だと思います。Pontaポイント→dポイントのルートはなくなる可能性もあります。その場合、Pontaポイントの別の利用方法を考えないといけませんが、リクルートポイントやPontaポイントは実質無期限のポイントとなりますのでじっくり考えたいと思います。