近年は珍しくなくなったネット銀行ですが、様々なサービスが提供されています。
- ATM利用時の手数料無料
- 他行への振込手数料無料
- 取引に応じてポイントがもらえる
- 証券会社との連携が便利で使いやすい
等様々なサービスがあり本当に便利です。
節約、そして投資と行うのであれば、楽天銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行を組合わせて活用するのがいいと思います。
ここでは、楽天銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行の活用方法を紹介させていただきます。
それぞれのサービスの特徴
楽天銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行のそれぞれの特徴は以下のようになります。
楽天銀行
楽天カード、楽天証券等を利用するためには必須で、充実したポイントサービス、楽天証券との連携による金利アップ等のサービスがメリットです。
- ハッピープログラムにより取引に応じて楽天スーパーポイントがもらえる
- 楽天証券との連携サービス「マネーブリッジ」を設定することで普通預金口座が金利0.1%
- 上記マネーブリッジにより楽天証券口座に資金移動することなく楽天証券で取引可能
- ハッピープログラムのステージによりATM手数料最大月7回、他行への振込手数料最大月3回無料
住信SBIネット銀行
SBI証券、SBIネオモバイル証券との連携や、自動振込サービスによる定期的な振込が設定可能、ボーナス時期等にある円定期の金利UP等がメリットです。
- スマートプログラムのランクによりATM手数料最大月15回、他行への振込手数料最大月15回無料
- 取引の応じてスマプロポイントがもらえる
- SBI証券との連携サービス「SBIハイブリッド預金」でSBI証券での取引に利用可能
- ボーナス時期等に時折円定期の金利UPのキャンペーンがある
新生銀行
新生銀行ステップアッププログラムでステージが新生ゴールド以上になるとATM利用手数料が完全無料になる点、毎月エントリーをすることで取引に応じてポイントがもらえる新生ポイントプログラムがメリットです。
- 新生銀行ステップアッププログラムで新生ゴールド以上になるとATM利用手数料が完全無料
- 毎月エントリーをすることで取引に応じてポイントがもらえる(Tポイント、nanaco、dポイントのいずれかを選択することができます)
初期設定 ATMおよび振込手数料無料化とポイント入手
初期設定を行うことで、各種手数料を支払うこともなくポイントをもらっています。
設定自体はめんどくさいですが、一回設定してしまえば放置しておいてもポイントをもらえますのでやっておいて損はないと思います。
以下の設定で、毎月、合計350ポイント以上もらってます。
- 新生銀行:300ポイント(クレジットカード、公共料金引き落とし:2件、他行からの振込:8回)
- 住信SBIネット銀行:35ポイント(給料振込口座設定、クレジットカード引き落とし:1件)
- 楽天銀行:30ポイント(給料振込口座設定、楽天カードの引き落とし設定、クレジットカード、公共料金引き落とし:6件)
楽天銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行にお金を預ける
まず、お金を預けることで、ある程度のランクやステージを保つようにします。
楽天銀行:ステージをVIPにする
普通預金に100万円預けてます。これによりハッピープログラムのステージがVIPとなるので以下の特典が受けられます。
- 取引に応じてもらえる楽天スーパーポイントが3倍になる
- 他行への振込手数料が月3回無料になる
- ATMの利用手数料が月5回無料になる
また、上記マネーブリッジを設定することで普通預金の金利が0.1%になりますので必ず利用したいサービスです。
住信SBIネット銀行:スマプロランクを3にする
キャンペーン時の円定期金利UP時に300万円預けました。これによるスマートプログラムのスマプロランクが3となるため以下の特典が受けられます。
- 他行への振込手数料が月7回無料になる
- ATMの利用手数料が月7回無料になる
新生銀行:新生ステップアッププログラムを新生ゴールドにする
2週間満期預金に100万円預けています。これにより新生ステップアッププログラムで新生ゴールドとなるので以下の特典が受けられます。
- ATMの利用手数料が回数制限なし無料になる
- 他行への振込手数料が月5回無料になる
給料振込口座
私が勤める会社は給料振込口座を2つ指定できますので、楽天銀行と住信SBIネット銀行を給料振込口座にしています。
以下のようにポイントがもらえる
- 楽天スーパーポイントをが3ポイントもらえる
- スマプロポイントを30ポイントもらえる
給料振込口座が1つしか指定できない会社もあると思いますが、その場合は以下のように設定することで上記と同様のポイントをもらうことができます。
- 楽天銀行を給料振込口座に設定する
- 住信SBIネット銀行で定額自動入金サービスを利用する
住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスは、他行口座から指定金額を住信SBIネット銀行に入金することができるサービスになります。
このサービスを利用した入金でもスマプロポイントは30ポイントもらえますので、給料振込口座が1つしか指定できない場合は、このサービスを利用すればいいと思います。
楽天銀行、住信SBIネット銀行から新生銀行に振込を設定
新生ポイントプログラムの一環で、他行から新生銀行に対して1万円以上振込をおこなうことで25ポイントもらうことができます。
月8回までがポイント付与対象となりますので合計200ポイントをもらうことができます。
そのため、毎月住信SBIネット銀行から5回、楽天銀行から3回新生銀行に1万円振込をするように設定しています。
これにより新生銀行で毎月200ポイントもらうことができます。
クレジットカードや公共料金の支払い口座の設定
3行ともクレジットカードや公共料金の支払い口座に設定することでポイントをもらうことができますので、以下のように設定しています。
- 新生銀行で2件設定、1件あたり50ポイントで合計100ポイントもらえる(月2件までなので)
- 住信SBIネット銀行で1件設定、5ポイントももらえる(月1件までなので)
- 残り(楽天カード)は楽天銀行で設定、楽天カードは9ポイント、それ以外は3ポイント(件数条件はないので)
新生銀行は、1件あたり50ポイントもらえますがポイント付与対象は月2件までになりますので、まずは新生銀行で2件設定することにしています。
住信SBIネット銀行は、月1件までしかポイント付与対象にしかなりませんが5ポイントもらえますので、住信SBIネット銀行で1件設定しています。
楽天銀行は、楽天カードの口座引き落としは9ポイントもらえますが、それ以外は3ポイントになります。ただし、件数上限はないので新生銀行、住信SBIネット銀行で設定しきれないクレジットカードの支払いや公共料金の支払いを設定します。
上記のようにすることでポイントを最大限もらえるようにしています。
普段の利用方法
楽天銀行
楽天経済圏の利用するために持っている口座といっていいと思います。楽天カード、楽天証券、楽天市場を利用していますので、楽天銀行は必須となります。これにより楽天スーパーポイントを大量にもらうことができます。
住信SBIネット銀行
SBI証券、SBIネオモバイル証券との連携が優れているのでSBI証券、SBIネオモバイル証券での取引用で利用しています。
また、スマートプログラムのスマプロランクが3なので月5回は新生銀行に1万円以上の振込を行っていますが、残りの回数で家賃の振込を行っています。
新生銀行
普段、クレジットカードや電子マネー等のキャッシュレスで決済を行っているので現金を使う機会はかなり少ないですが、どうしても現金が必要な時のために新生銀行のキャッシュカードを持つようにしています。
ATMの利用手数料を回数制限なしに無料にしていますので「いつでもお金をおろせる」という精神的にも余裕が生まれます。
楽天銀行や住信SBIネット銀行のキャッシュカードは家に置きっぱなしにしているのがほとんどです。
改めて私がやっていること
私がやっていることを以下にまとめましたので参考になれば幸いです。
一旦設定してしまえばあとは自動的にATM利用手数料と他行への振込手数料を無料にすることができ、ポイントをもらうことができます。
- 楽天銀行の普通預金口座に100万円預ける
- 住信SBIネット銀行に300万円預ける(私は円定期預金に預けてます)
- 新生銀行の2週間満期預金に100万円預ける
- 楽天銀行と住信SBIネット銀行を給料振込口座に設定する
- 楽天銀行と住信SBIネット銀行から新生銀行に対し合計月8回1万円以上振込を設定する
- 新生銀行で2件、住信SBIネット銀行で1件、楽天カードおよび残りの件数は楽天銀行でクレジットカードと公共料金の引き落とし口座に設定する
- 家賃の支払いは住信SBIネット銀行で定額自動振込を設定する
まとめ
楽天銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行の3行を組合わせて活用する方法について紹介させていただきました。
3行ともメリットがある銀行だと思いますが、それぞれ特徴がありますので、それぞれの特徴のいいとこどりをすることでより大きなメリットが生まれると思います。