楽天銀行は、他行と異なりポイント付与サービスが充実しており、クレジットカードの口座振替や給与振込等の取引を行うと楽天スーパーポイントがもらえる特典があります。
私は、楽天銀行との取引で毎月60~100ポイントくらい楽天スーパーポイントをもらっています。楽天スーパーポイントは楽天経済圏でお金のように使えるので、毎月60~100円くらいもらっているようなものです。
例えば楽天銀行に100万円預けたとすると後述するマネーブリッジによる年利0.1%と合わせると0.2%越えも実現することができ、現在の低金利状態の中では破格の利息になります。
ここでは、私の楽天銀行の利用方法について紹介させていただきます。
実際に私がやっていること
私が毎月、楽天銀行でやっていることは以下のことになります。楽天カードや楽天証券との連携で毎月60~100ポイントもらっています。
- 楽天カード口座振替
- クレジットカード口座振替5件
- 保険口座振替1件
- 給与振込口座に設定
- マネーブリッジ経由で楽天証券で積立NISAで積立3件
- 楽天証券で投資信託を保有(保有金額10万円につき4ポイント付与)
こういう人は楽天銀行を開設しましょう
楽天経済圏を利用されている方には必須の銀行となると思います(楽天経済圏の関連記事はこちらをご参照ください)。
・楽天カードを利用する人
・楽天スーパーポイントをためている人
・楽天市場を利用する人
楽天経済圏を利用されていない方でも、利用条件により他行への振込手数料を無料にできるのでメリットはあると思います。
楽天銀行で最低限やるべきこと
最低限下記を実施しましょう。
- 楽天銀行に100万円預ける
- 楽天証券の口座を開設し楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定する
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定する
- 給与振込口座に楽天銀行に設定する
楽天銀行の概要
楽天銀行は、楽天グループが運営するネット銀行になります。
同じく楽天グループが運営する大手ネット証券の楽天証券との連携も抜群で、楽天証券を利用される方には不可欠なネット銀行と言っていいと思います。
楽天銀行のメリット
様々なメリットがありますので紹介させていただきます。
ATM利用手数料を最大7回無料にできる
日本全国にあるコンビニやメガバンク、ゆうちょ等のATM利用手数料を最大月7回まで無料で利用することができます。
具体的には後述する「ハッピープログラム」という優遇プログラムにエントリーし、取引回数や預金残高に応じて決定される会員ステージによりATM利用手数料の無料回数が決定されます。
楽天銀行に対応しているATMは以下になります。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ステーションATM PatSat
- ビューアルッテ(出金、残高確認が利用可能)
他行への振込手数料を最大6回無料にできる
月最大6回まで他行の口座への振込を手数料無料で行うことができます。
振込手数料を最大6回無料にするには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
- 給与振込口座に設定する
- ハッピープログラムの会員ステージをVIP以上にする
振込手数料を無料にできれば、家賃やローン等毎月の支払いの際に一緒に支払っていた振込手数料を払う必要がなくなります。毎月数百円ですが積み重ねると馬鹿にならない金額になりますので、振込手数料は無料にしたいです。
楽天証券と連携し便利に取引 マネーブリッジ
楽天グループが運営するネット証券大手の楽天証券との口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定することで、以下のメリットがあります(楽天証券の関連記事はこちらになります)。
- 楽天銀行の普通預金の金利が0.1%
- 楽天証券の口座に入金することなく楽天証券で取引ができる
- 楽天証券での投資信託の保有金額10万円ごとに毎月4ポイント付与される
普通預金の金利0.1%は楽天証券で取引をしていなくても実現することができますのでぜひやりましょう。
ハッピープログラム対象サービスで楽天スーパーポイントがたまる
ハッピープログラム対象サービス、取引で楽天スーパーポイントをもらうことができます(ハッピープログラムの詳細はこちらをご確認ください)。
例えば楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にするだけで楽天スーパーポイントから3~9ポイントもらうことができます。そのほか楽天証券との取引や、楽天銀行を給与振込口座に設定していても楽天スーパーポイントをもらうことができます。
楽天銀行のデメリット
楽天銀行は楽天経済圏を利用する上では欠かせない銀行ですが、以下のようなデメリットを感じています。
3万円未満はATMでの入金でも利用回数のカウントされる
住信SBIネット銀行や新生銀行の場合は、ATMを利用した入金は利用回数にカウントされませんが、入金する金額が3万円未満の場合、楽天銀行は利用したとカウントされてしまいます。
この点は住信SBIネット銀行や新生銀行の方が親切です(住信SBIネット銀行の関連記事はこちらをご参照ください)。
ATM利用手数料や振込手数料の無料回数を増やすのはハードルが高い
詳細は後述しますが、住信SBIネット銀行や新生銀行と比較して、ATM利用手数料や振込手数料の無料回数を増やすのはハードルが高いです。
楽天経済圏を一切利用していない方であれば、住信SBIネット銀行や新生銀行の方がメリットがあるのではないかと感じております。
楽天銀行のメリットを享受するには
ハッピープログラムの会員ステージを上げる必要があります。
ハッピープログラムについて
ハッピープログラムとは、楽天銀行の優遇プログラムで、エントリーすることで楽天銀行の取引ごとに楽天スーパーポイントがたまります(詳細はこちらをご確認ください)。
そして取引回数により会員ステージが決定され、会員ステージに応じて様々な特典があります。
- ATM手数料が最大月7回無料で利用できる
- 他行への振込手数料が最大3回無料で利用できる(給与振込口座に指定することでさらに3回無料)
- 付与される楽天スーパーポイントが最大3倍になる
会員ステージがスーパーVIPで上記特典になりますが、何とかがVIPは目指したいところです。
会員ステージをVIPにするには
会員ステージがVIPになれば、ATM利用手数料月5回無料、振込手数料月3回無料、楽天スーパーポイントの獲得倍率が3倍になります。
以下のことをすれば会員ステージはVIPになりますが、楽天銀行に100万円預けるのが手っ取り早く会員ステージをVIPにすることができます。
100万円預ける
資金があるなら、楽天銀行に100万円を預けてしまいましょう。これで会員ステージはVIPになります。下記の対象の取引20件以上はかなりハードルが高いと思います。
対象の取引20件以上は・・・
楽天銀行と対象の取引が月に20件でも会員ステージはVIPになりますが、取引20件はかなりハードルが高いと思います。そもそもそんなに銀行と取引はない・・・無理矢理つくるのは本末転倒で、時間と労力がもったいないです。
それでもあえて取引20件達成を考えてみましたが
- 楽天カードの引き落とし 1件
- 給与振込口座を楽天銀行 1件
- マネーブリッジ経由で楽天証券で取引 月3回まで
- 他のクレジットカードの引き落とし 2件
- 保険の引き落とし 2件
やはり20件はハードルが高いです。取引件数を増やす技もあるようですが、私はめんどくさいと思うので素直に100万円預けています。
改めて・・・最低限やるべきこと
最低限以下のようにしましょう。まずは楽天銀行に100万円預けることでハッピープログラムの会員ステージがVIPとなり、ATM利用手数料が月5回無料、他行への振込手数料が月3回無料、そして対象取引ごとにもらえる楽天スーパーポイントが最大3倍になり、楽天銀行のメリットを享受できるようになります。
さらにマネーブリッジで普通預金の金利0.1%を確保、さらに、会員ステージがVIPであれば、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定することで楽天スーパーポイントは9ポイントもらえます。
- 楽天銀行に100万円預ける
- 楽天証券の口座を開設し楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定する
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定する
- 給与振込口座に楽天銀行に設定する
まとめ
楽天銀行について紹介させていただきました。
楽天経済圏を利用している人には必須の銀行となりますが、楽天経済圏を利用されていない方でも利用して損はない銀行だと思います。
何とか会員ステージをVIPにして楽天銀行のメリットを享受するようにしましょう。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。