最近、dポイントがたまるケースが増えています。コンビニ、ファーストフード店等「dポイント加盟店」もどんどん増えています。
楽天スーパーポイントなら「楽天証券でポイント投資」、Tポイントなら「SBIネオモバイル証券で国内株購入」といったように投資に利用できますが、dポイントはdポイントのままだと「dポイント加盟店」でしか利用できません。
2020年より日興フロッギーでdポイント投資ができるようになりました。詳細はこちらをご確認ください。
もちろんポイントを使うことで支出を減らすことにつながり、節約した分を投資に使う、あるいは貯蓄するということはできますが、dポイントは使用先が限られてしまっているので使い道に困ることが多いです。
そこで、dポイントの使用先を一気に拡大するのが「dカードプリペイド」になります。
なぜdポイントの使用先として最適なのか?
詳細は後述しますが、理由は以下になります。
・dポイントを使ってdポイントを稼ぐことができる
dカードプリペイドの概要
dカードプリペイドはNTTdocomoと三井住友カードが提携して発行されたプリペイドカードになります。ドコモユーザー以外でも保有することができます。
プリペイドカードなので事前にチャージが必要となります。使う前にあらかじめ金額を決められますので、使いすぎを防ぐことができます。
発行元 | 三井住友カード |
国際ブランド | Mastercard |
付与ポイント | カードの利用でdポイント付与 dポイント加盟店でのカード提示で支払い金額に応じてdポイント付与 |
カード利用時還元率 | 200円(税込)に対し1ポイント付与 |
年会費、発行手数料 | 無料 |
申し込み資格 | 12歳以上(中学生以上)でdアカウントの保有が必要 |
チャージ方法 | ①電話料金合算払い ②dカード、dカードGOLDチャージ ③クレジットカード(VISA、Mastercard) ④インターネットバンキング ⑤ローソンのレジ ⑥セブン銀行ATM ⑦dポイント(500ポイントから チャージ上限月10,000ポイント) |
カード残高上限 | 30万円 |
搭載電子マネー | iD |
スマホ決済 | Apple pay |
特典 | ローソンではdカードプリペイド決済で3%割引 (2020年11月30日をもって終了) |
チャージ方法はdポイント一択
以下の理由からチャージ方法はdポイントでのチャージ一択と言っていいと思います。
- 上記①はドコモユーザーのみ(スマホ契約が必要でガラケー契約はダメ)
- 上記②はカード保有が必要
- 上記③、④は手数料がかかるため本末転倒
dポイントをdカードプリペイドにチャージすることで以下のことができます。
dポイントをほぼ現金と同じ使い方ができる
dカードプリペイドは国際ブランドMastercardのプリペイドカードなので、Mastercard加盟店ではクレジットカードと同じように使うことができます。Mastercard加盟店は国内はもとより世界中にありますので、使用先が一気に拡大します。
また、カードには電子マネーiDが搭載されていますのでiD加盟店でも使用することができます。
そのため、dポイントをほぼ現金と同じ使い方ができるようになります。
dポイントがdポイントを稼いでくれる
dカードプリペイドを利用すると200円(税込)でdポイントが1ポイント付与されます。これはチャージ方法がdポイントでもポイント付与はありますので、dポイントでdポイントを稼ぐことになります。付与されたdポイントはdカードプリペイドにチャージすることができますので、効率的にdポイントを使うことができます。
還元率は0.5%ですが、支出を減らしならポイントがポイントを稼いでくれるのはありがたいです。
dポイントチャージのデメリット
dポイントチャージの月額上限は10,000ポイント
dポイントチャージの上限が月10,000ポイントになります。
例えば、dカードプリペイドの残高が0円で、1万円以上の買い物をしたい場合、dポイントでのチャージと一緒に別の方法でのdカードプリペイドにチャージをする必要があります。
この場合、ローソンレジかセブン銀行ATMで現金チャージをおすすめします。それ以外のチャージ方法はドコモユーザーである必要があったり手数料が取られたりで、現金チャージよりめんどうだと思います。
dポイント(期間・用途限定)はチャージできない
キャンペーン等で付与されることが多いdポイント(期間・用途限定)はdカードプリペイドにチャージすることができません。
こちらも使い道に困ることが多いと思いますが、「d払い」で利用することが可能ですので、「d払い」で利用して支出を減らすようにしましょう。
改めてdポイントはこう使う
- dポイントはdカードプリペイドにチャージし、現金同様に使用しながらdポイントを稼ぐ
- dポイント(期間・用途限定)はd払いで使い支出を減らす
まとめ
dカードプリペイドの利用方法について紹介させていただきました。
dカードプリペイドはdポイントの使用先として最適だと思います。ためたdポイントで支出を減らすとともに、dポイントを稼ぐためにもdカードプリペイドを活用しましょう。