私だいふくもちもちは、転職に伴い2022年1月下旬に住居を愛知県から千葉県に引っ越しました。
有給休暇をのんびり過ごしていましたが、次の会社に提出する税金関係の書類を確認しながら・・・確定申告ってどうなるんだろう?と疑問が浮かびました。
というのも私は、毎年ワンストップ特例制度ではなく確定申告で寄付金控除の手続きを行っていました。
Google等で調べたところ、どうやら以下のようです。
- 住民税は1月1日時点の住所に基づいて納税(1月1日時点で住んでいる地域にある税務署に納税)
- 所得税は確定申告を行う時点の住所に基づいて納税
さらに引っ越しの際は、「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書」というものも出す必要があるようです。
引っ越し後の確定申告のやり方については後日記事にしますが、ここでは、一般的なサラリーマンの「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書」の提出方法や記入例について説明させていただきます。
所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書って何?
国税庁のサイトを見ると・・・
サラリーマンの引っ越しに関して要約すると「転居等により住所が変わった場合、所得税の納税地が変わるので届出を出してください」ということのようで、「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書」はその届出を出すための書類になります。
届出を作成するために用意するもの
以下のものを用意します。
- 所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書
- 個人番号がわかるもの(マイナンバーカードやマイナンバー通知カード等)
「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書」はPDF形式で国税庁のWebサイトにアップロードされており、印刷して直接必要項目を記入することもできますが、パソコン上でPDFに必要項目を記入することも可能です(こちらからダウンロードすることができます)。
届出書の提出方法
届出書は変更前の税務署に提出します。
提出方法は、
- 直接税務署の窓口に提出
- 郵送による提出
があります。
私は引っ越し後に届出書を出さないといけないことを知りましたので「郵送による提出」を選択しました(下図は届出書を郵送で提出する場合の封筒の記入例です)。
郵送するものは届出書のみで問題ありません。過去はマイナンバーカードやマイナンバー通知カードのコピーも必要だったようですが、令和4年の現在は不要となりました(税務署に電話で確認しました)。
なお、具体的な提出期限は設けられていないようです。
税務署に電話にて確認しましたが、「なるべく早くお願いします」とのことでした。
届出書の具体的な記入方法
サラリーマンである私が記入したところは赤枠で囲っている6つの部分になり、囲っていないところは何も記入していません。
①届出名
私は消費税は納めていませんので、消費税の部分は二重線を引きました。
事業を行っていないサラリーマンの方はこれでいいと思います。
②税務署
上段は引っ越し前の住所に基づいて納税している税務署名を記入します。
例えば、引っ越し前の住所が愛知県名古屋市千種区であれば千種税務署に納税をしていることになりますので「千種」と記入します。
下段は未記入でも問題ないようですが、私は郵送日を記入しました(例:4年2月15日、4年は令和4年とて記入しました)。
③引っ越し前の住所
住所地にチェックを入れ、引っ越し前の郵便番号、住所、電話番号を記入します。
電話番号は携帯電話のものでも構いません。
④個人情報
氏名、生年月日、マイナンバーカードやマイナンバー通知カードに記載されている個人番号を記入します。
職業は会社員と記入しました。屋外は記入不要です。
⑤引っ越し後の住所
「異動・変更後の納税地」には変更後の住所を記入し、右側の住所にチェックを入れます。
⑥振替納税
振替納税とは、所得税や確定申告や予定納税、個人事業者の消費税の確定申告や予定納税の納付に利用できる制度で、銀行口座の口座振替で納税することができる制度です(詳細はこちらをご参照ください)。
私はセブンイレブンでnanacoで納税をしたいと思っているので、「いいえ」を選択しました。
まとめ
一般的なサラリーマンの「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出書」の提出方法や記入例について紹介させていただきました。
私は郵送で提出しましたが、e-Taxソフト(Web)でも提出することは可能なようです。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。