私は携帯電話料金を安くするために、スマホとガラケーの2台持ちにしています。
通話はガラケー、ネットサーフィンやLINE等のネット通信はスマホでと役割分担をさせ、スマホで使用するSIMをMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供するデータ通信専用SIMにすることで、携帯電話料金を安くすることができるのは広く知られています。
2020年7月現在、格安SIMを提供するMVNOは数多く存在しますが、データ通信専用SIMとなると契約プランと価格はどの会社もほぼ横一線です。
私はOCNが提供するOCNモバイルONEを使用していますが、なぜOCNモバイルONEにしているのかを紹介させていただきます。
OCNモバイルONCとは
OCNモバイルONEとは、NTTコミュニケーションズがMVNOとして提供する格安SIMサービスになり、NTTドコモと同じNTT系列の会社であることもあり、NTTドコモの回線を利用しています。
2019年11月に発表された料金プラン「新コース」において、音声対応SIMでデータ通信容量1GBのプランが1180円(税別)や、データ通信専用SIMの容量3GBプランが880円(税別)が発表され、料金プラン「従来コース」と比較しても安いプランが登場しました。
ただし、新コースは、基本データ通信容量を超えたあとは、2段階の速度制限(最大200kbpsと最大200kbps以下)が設けられています。
一方、従来コースの場合、基本データ通信容量を超えたあとは、最大200kbpsの低速通信は無制限で利用できます(2020年10月時点でも従来コースは申し込み可能です)。
新コースの月額基本料(全て税別)
通信容量・コース名 | 音声対応SIM | SMS対応SIM | データ通信専用 |
1GB/月 | 1,180円 | ― | ― |
3GB/月 | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB/月 | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB/月 | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB/月 | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB/月 | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
従来コースの月額基本料(全て税別)
通信容量・コース名 | 音声対応SIM | SMS対応SIM | データ通信専用 |
110MB/日 | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
170MB/日 | 2,080円 | 1,500円 | 1,380円 |
3GB/月 | 1,800円 | 1,220円 | 1,100円 |
6GB/月 | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB/月 | 3,000円 | 2,420円 | 2,300円 |
20GB/月 | 4,850円 | 4,270円 | 4,150円 |
30GB/月 | 6,750円 | 6,170円 | 6,050円 |
なぜOCNモバイルONEを選んだのか?
私はデータ通信専用SIMを使用していますが、上記旧コースの110MB/日のデータ通信専用SIMのプランを契約しています。
OCNモバイルONEを選んだのは以下の理由によるものです。
110MB/日なので基本通信容量を越えても翌日には復活
例えば、3GB/月のデータ通信容量プランのン場合、基本通信容量を使い切ってしまうと翌月まで低速モードでの通信になってしまいます。
しかし、110MB/日のデータ通信容量プランの場合、基本通信容量である110MBを越えると低速モードでの通信に切り替わりますが、翌日には低速モードの通信は解除されます。
110MB/日の契約であれば、毎日110MBまでの高速通信は利用できるため、精神的にも余裕が生まれます。
従来コースの低速通信ならLINEやLINE通話、SMARTalkも問題なく利用できる
スマホアプリであるOCNモバイルONEアプリを利用すれば、通信容量を節約することができますが、節約モードの状態(低速通信:最大200kbps)でもLINEやLINE通話等は問題なく行うことができます。
また、IP電話のSMARTalkでの通話も問題なく行えています(SMARTalkの詳細はこちらをご参照ください)。
SMARTalk -スマホの通話料をトコトン安くする-
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新コースの場合、この低速通信での累積通信容量が各コースごとに決められた基準値を超えた場合、その月の月末まで低速通信の速度が更に制限されます。
新コースの場合、LINEやLINE通話にも影響が出るかもしれませんが、従来コースの場合は低速通信は制限なく使用することができますので、私は契約プランを従来コースのままにしています。
OCN モバイル ONE アプリ
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広範囲な無料Wi-Fiスポット OCNモバイルONE Wi-Fiスポット
OCNモバイルONEと契約していれば、追加料金不要で高セキュリティなWi-Fiを利用することができ、全国で87000店以上のアクセスポイントで利用することができます。
具体的にOCNモバイルONE Wi-Fiが利用できるスポットとしては、愛知県であれば、
- セブンイレブン
- ローソン
- デニーズ
- モスバーガー
- ケンタッキー
- スターバックス
- 名鉄(一部の駅)
- 名古屋市営地下鉄(一部の駅)
があります。
コンビニ、ファミレス、ファーストフード店や一部の鉄道の駅でも利用することができます。駅で電車を待っている時やコンビニにいる時でも大容量通信をスムーズに行うことができるため、ネットサーフィン等ストレスなく行うことができます。
家にいる時は家の中にあるWi-Fiで、外出先でも多くの場所でOCNモバイルONE Wi-Fiを利用できるので、ストレスなくデータ通信を行うことができるのがOCNモバイルONEのメリットだと感じています。
2021年5月31日を持って無料Wi-Fiスポットは提供終了となってしまいました。
今後はNTTドコモが提供する「d Wi-Fi」を利用するのがいいと思います。
デメリット
私が感じるOCNモバイルONEのデメリットですが、以下のものになります。
以下のデメリットは会社にいる時の昼休憩さえ耐えればいいので我慢しています。
低速通信の場合、昼間はインターネットに繋がらないことが多い
会社で昼休憩時(12:00~13:00)にスマホでネットサーフィンをしようとしてもなかなか見たいHPと接続できなかったりすることが多いです。これは本当にストレスです。
昼間はもうあきらめてスマホでネットサーフィンはしないようにしています。
でもLINEは何とかできます。
昼間はOCNモバイルONEアプリの節約モードのON/OFFもまともにできない
上記と同様に会社での昼休憩時は、OCNモバイルONEアプリの節約モードのON/OFF切替もまともにできないことが多いでず。低速通信→高速通信への切替ができないことが多く、このような場合、本当に何もできないため、諦めるしかありません。
まとめ
データ通信専用SIMをOCNモバイルONEにしている理由を紹介させていただきました。
会社の昼休憩時間以外は特にストレスは感じておらず、料金も安いので満足しています。特に無料Wi-Fiスポットのおかげで外出時も快適に利用できています。
従来コースの低速通信のおかげでLINEやSMARTalkも問題なく使えるのも満足しています。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。