2019年9月にANAマイルを貯めるためにソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)を申し込み10月に発行され、保有を始めました。
当時はJCBのQUICPayキャンペーンやマイル増量キャンペーンもあり、メインカード並みに利用しましたが、ソラチカルートと言われる「LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル」と言われるポイント交換ルートが閉鎖されたことや、キャンペーン期間の終了に伴い、利用頻度が大幅に減りました。
還元率という点ではANA JCBプリペイドカードの方が高く、メリットがあると感じたことも理由の一つです(ANA JCBプリペイドカードの関連記事はこちらをご参照ください)。
愛知県在住ということもあり、PASMOを利用する機会もないため、解約することも考えましたが、メインカードとはいかないまでも使用用途があることに気づき、保有を続けることにしました。
ここでは、愛知県在住の私のソラチカカードの利用方法について紹介させていただきます。
ソラチカカードを保有する理由について
以下の理由からソラチカカードの保有を続けます。
- カード保有、年会費2200円(税込)で毎年1000マイルがもらえ、スターアライアンスの飛行機に乗れば搭乗マイルが10%UPされる
- ガソリンスタンドのENEOSで100円あたり1.5マイル相当のANAマイルを獲得できる
- QUICPay(nanaco)のクレジットカードとして設定し、セブンイレブンで利用すると200円で1.5マイル相当のANAマイルを獲得できる
現在はENEOSでの給油用のカードに近い状態になっています。
ソラチカカードについて
ソラチカカードは、ANAカードと東京メトロのTo Me CARD PASMOが一体となったクレジットカードで、以下の特徴があります。
- 入会・毎年カード保有継続時にボーナス1000マイルがもらえる
- スターアライアンスグループの飛行機に搭乗した際にボーナスマイルとして区間基本マイル✕10%のマイルがもらえる
- PASMOオートチャージ機能や定期券も搭載できる
- 東京メトロの乗車で1乗車につきメトロポイントが乗車ポイントとしてもらえる
- 東京メトロの定期券購入でメトロポイントとOkiDokiポイントがもらえる
上記特徴で、愛知県民に関係があるのは、1、2になり、3~5は東京近郊にいないと恩恵を受けることが難しいです。
ソラチカカードの基本情報
ソラチカカードの基本情報は以下になります。
カード名 | ANA To Me CARD PASMO JCB |
入会基準 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
国際ブランド | JCB |
審査・発行 | 1~2週間程度 |
年会費(本会員) | 初年度無料、2年目以降2200円(税込) |
家族カード | 年会費1100円(税込) |
ETCカード | 年会費無料 |
締め日・支払日 | 毎月15日・翌月10日 |
海外旅行傷害保険 | 最高1000万円(自動付帯、傷害死亡1000万円、救援者費用100万円) |
国内旅行傷害保険 | なし |
電子マネー | PASMO、QUICPay |
発行会社 | JCB |
ポイントプログラムについて
ソラチカカードは、他のANAカードと同様に以下の2つの移行コースがあります。
- マルチポイントコース
- マイル自動移行コース
また、東京メトロを利用することでメトロポイントが付与されます。
マルチポイントコース
マルチポイントコースは、自由なタイミングでポイントを移行や交換を行うことができ、自分が好きな時に、ポイントをマイルに交換することができます。
マルチポイントコースを選んだ場合、月額合計1000円につきOkiDokiポイントが1ポイント付与されます。
年間マイル移行手数料5500円(税別)を支払えば、OkiDokiポイント1ポイントあたり10マイルに交換することができます(移行手数料を支払わない場合はOkiDokiポイント1ポイントあたり5マイルに交換に交換することができます)。
コース名 | 移行レート | 年間マイル移行手数料(税込) |
マルチポイントコース10マイル | OkiDokiポイント 1ポイント→10マイル |
5500円 |
マルチポイントコース5マイル | OkiDokiポイント 1ポイント→5マイル |
無料 |
※1:「マルチポイントコース10マイル」では、マイルを交換しない年は手数料がかかりません
※2:OkiDokiポイントのボーナスポイントの場合は、カードの種類やポイントコースに関係なくマイルへ移行
するための申し込み手続きが必要となります(500ポイント以上1ポイント単位で、1ポイント=3マイルとして移行できます)
マイル自動移行コース
マイル自動移行コースは、獲得したポイントが自動的にANAマイルに移行されます。
マルチポイントコースと同様に年間マイル移行手数料5500円(税別)を支払えば、月額合計1000円に付きANAマイルが10マイル付与されます(移行手数料を支払わない場合は月額合計1000円に付きANAマイルが5マイルが付与されます)。
コース名 | 移行レート | 年間マイル移行手数料(税込) |
マイル自動移行コース10マイル | 月額合計 1000円→10マイル |
5500円 |
マイル自動移行コース5マイル | 月額合計 1000円→5マイル |
無料 |
※「マイル自動移行コース10マイル」は毎年4月1日から翌年3月31日の期間、一度でも交換すると5500円のマイル移行手数料がかかります
愛知県民の利用方法について
東京メトロがない愛知県なので、メインカードとして利用するのは難しいですが、それでも以下のように利用することで、ソラチカカードの恩恵を受けることができます。
年会費2200円でボーナスマイルがもらえるチャンスが増える
ソラチカカードは年会費は2200円ですが、私はANAマイルの価値を考えると年会費のもとは十分に取れると判断しています。
ソラチカカードを保有していると、毎年1000マイルのボーナスマイルがもらえ、スターアライアンスが運航する飛行機に搭乗すると、搭乗時に付与されるマイルが10%増量されます。
ENEOSで100円あたり1.5マイル相当のマイルが付与される
ガソリンスタンドのENEOSは、ANAカードマイルプラス対象店であるため、100円に付きANAマイルが1マイルが付与されます。1000円に付き5マイルと合わせると1000円あたり15マイルが付与されます(年間マイル移行手数料を支払わない場合)。
また、ENEOSは200円(税抜)あたりTポイントが1ポイント付与されます。Tポイントは500ポイントをANAマイル250マイルに交換できますので、マイル還元率が1.6~1.7%程度になります。
セブンイレブンでQUICPay(nanaco)を利用する
QUICPay(nanaco)は、セブンイレブンで利用すると「後払い」を行うために登録したクレジットカードのポイントとnanacoポイントの2つのポイントをもらうことができ、ポイントの二重取りが可能です(QUICPay(nanaco)の関連記事はこちらをご参照ください)。
JCBが発行するソラチカカードは、QUICPay(nanaco)に登録することができますので、ソラチカカードで付与されるポイントあるいはマイルとnanacoポイントが両方付与されます(下の画像はQUICPay(nanaco)利用時に付与されたnanacoポイントになります)。
また、セブンイレブンはANAカードマイルプラス対象店であり、200円に付き1マイルが上記ポイント付与とは別に付与されます(下の画像はQUICPay(nanaco)利用時に付与されたANAマイルになります)。
例えばセブンイレブンで1000円の買い物にQUICPay(nanaco)を利用した場合、1000円あたり10マイル相当がもらえる計算になります(年間マイル移行手数料を支払わない場合)。
まとめ
私のソラチカカードの利用方法について紹介させていただきました。
首都圏在住で東京メトロをご利用される方が最も恩恵を受けるカードだと思いますが、東京メトロを利用しない方でも、利用方法によっては保有していても損はないカードではないでしょうか?r
スマリボ設定をすればさらに効率よくマイルを貯めることはできますが、無駄な手数料を支払わないために利用金額をいちいち気にしないといけない点や万一のことも考えると、スマリボ設定はしないつもりです。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。