私は愛知県に住んでおり、通勤には名鉄を利用しており、通勤定期を保有しています。
通勤定期購入は年に2回あり、金額は1回あたり4万円程度で年間8万円になります。
名鉄ミューズカードは名鉄の定期を唯一購入できるクレジットカードになります。
還元率0.5%でも400円分のポイントが入手でき、さらに年会費も無料にすることができます。
そのため、2020年2月に名鉄ミューズカードを保有することを決意しました。
名鉄ミューズカードを保有すべき人
下記2つの条件に合致する方が名鉄ミューズカードを持つべきだと思います。
・名鉄を毎日利用する方(通勤、通学に利用)
名鉄ミューズカードの利用方法
以下のように使用します。
メインカードとしての利用は難しいですが、実質、年会費無料、ポイント有効期限も無期限と優れたサブカードとして利用できます。
- 名鉄の定期券購入に利用
- manacaチャージに利用
- 東海地域の豊富な優待店で利用
- ETCカードは他の無料発行可能なクレジットカードで
名鉄ミューズカードの概要
名鉄ミューズカードは、名古屋鉄道(名鉄)と三菱UFJニコスが提携して発行しているクレジットカードになります。
発行元 | 三菱UFJニコス |
ブランド | VISA、Mastercard |
付与ポイント | ミュースターポイント |
利用時還元率 | 0.5%(200円に付き1ポイント) |
年会費 | 初年度無料、次年度以降1375円(税込)も5万円以上の利用で無料 ※manacaへのクレジットカードチャージは除く |
ポイント有効期限 | ①最終ポイント付与日の翌年月末 ②ポイント利用日の翌年月末 |
家族カード | 初年度無料、次年度以降440円(税込) 本会員とあわせて5万円以上の利用で無料 |
ETCカード | 年会費無料、新規発行手数料1100円 |
入会条件 | 18歳以上で安定した収入のある方 または18歳以上の学生(高校生は除く) |
締め日・支払日 | 毎月15日・翌月10日 ※金融機関休業日の場合翌営業日 |
海外旅行傷害保険 | 最高2000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 年間限度額200万円 |
名鉄の定期を利用している人は持っておいて損はないカードだと思います。
メリット
私が感じているメリットを紹介します。
名鉄の定期券を購入することができる唯一のクレジットカード
前述しましたが、名鉄ミューズカードは名鉄の定期券を購入することができる唯一のクレジットカードになります。定期券購入でポイントが付くのはうれしいです。
条件付きで年会費無料
名鉄ミューズカードは2年目以降は年会費有料のクレジットカードとなります。しかし、年間5万円以上の利用で年会費は無料となります。
名鉄で通勤、通学をする方は通勤定期、通学定期を購入すると思いますので、年会費を無料にするハードルは低いと思います。
ミュースターポイントを実質無期限にできる
ミュースターポイントは有効期限を実質無期限にすることができます。
ミュースターポイントの有効期限は、最終ポイント付与日、または利用日の翌年同月末日までになります。つまり、年1回でも名鉄ミューズカードを利用してポイントが付与されれば、ポイントの有効期限は実質無期限となります。定期購入は年2回はあると思いますので、名鉄の定期購入をしていればポイントは実質無期限となります。
ミュースターポイントはmanacaに等価でチャージができます。この他100ポイントあたり60マイルでANAマイルに交換することもできます。
manacaへのチャージでポイントがたまる
manacaは、乗車券と電子マネーが一体になった交通系ICカードで、改札をワンタッチで通過して電車に乗ることができます(JR東日本が発行するSuicaと同様の機能があります)。
manacaに定期券の機能を付加することができ、チャージしておけば、定期券区間を乗り越しても改札をワンタッチで自動精算され、通過することができます。
名鉄ミューズカードであればmanacaへのチャージが可能で、還元率0.5%でポイントが付与されます。
μstar station(ミュースターステーション)を利用することでチャージすることができます。これは名鉄ミューズカードの特権になり、manacaにクレジットカードチャージできるのは名鉄ミューズカードだけになります。
名鉄ミューズカードを利用したチャージ方法は以下をご参照ください。
この他のメリット
以下のような特典があります。
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名鉄百貨店で最大10%の優待割引
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ポイント優待店が結構ある(成城石井、プロント、大阪王将等)
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ETCカードの利用は200円で2ポイント付与
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豊富な優待特典(博多館明治村、リトルワールド、日本モンキーパーク等名鉄沿線のレジャー施設)
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海外旅行傷害保険最高2000万円自動付帯
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国内旅行傷害保険最高1000万円利用付帯
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ショッピング保険年間限度額200万円
だた、私は通勤定期購入とmanacaへのチャージでしか利用したことはありません。今後機会があれば利用したいと思います。
デメリット
元々通期定期購入用兼manacaへのチャージ用として保有していますので特に不満は感じていませんがしいて言えば以下のようなものになります。
ポイント還元率が低い
楽天カードやリクルートカード等年会費無料でも還元率1%を超えるカードがある中で、還元率0.5%というのは普段使いはしづらいと思います。
ETCカードの利用で200円あたり2ポイントが付きますが、発行手数料が1000円とられるのももったいない気がします。これならリクルートカードJCBでETCカードを発行した方がメリットがあるように感じます。
利用金額が年間5万円未満だと年会費がかかる
年2回定期券の購入があると考えると、定期券の金額が25000円未満だと年会費がかかっていまいます。
なお、manacaへのチャージでは年間5万円に含まれない扱いとなっていますので、manacaへのチャージで以外での利用が必要となります。
ポイント還元率0.5%だと普段使いはしづらいので意外にハードルは高いのではないかと思います。
まとめ
名鉄ミューズカードは還元率0,5%であるため、メインのクレジットカードとしての利用は難しいと思いますが、用途限定のクレジットカードとしては悪くないカードだと思います。
名鉄百貨店やその関連施設での優待もあるため、中部地域に住み、名鉄を利用されている方でなら名鉄ミューズカードを持っていても損はないと思います。