d払いはNTTdocomoが運営する決済サービスですが、ドコモユーザーでなくてもdアカウントがあれば利用することができ、以下のことを行うことができます。
- アプリでスマホの画面に表示させたバーコード/QRコードを使用した決済(街の買い物に利用)
- ネットショッピングでの決済
私はスマホ(MVNO)、ガラケー(NTTdocomo)の2台持ちをしており、ドコモユーザーでありますが、d払いの恩恵をほぼ受けることができない状態です。
d払いで一番メリットを受けることができるのは、ドコモスマホユーザーですが、実は一番めんどくさいことをしないといけないのはドコモガラケーユーザーになります。
ここでは、スマホ(ドコモ以外の回線)とガラケー(ドコモ回線)の2台持ちの場合のd払いの設定方法や利用方法について紹介させていただきます。
スマホ、ガラケーの2台持ちの方はこうしよう
スマホ(ドコモ以外の回線)、ガラケー(ドコモ回線)の2台持ちの場合、以下のように利用しましょう。こうすることで、スマホ決済のd払いでは恩恵を受けることができます。
2.ドコモdアカウントと非ドコモdアカウントのdポイントを共有するためドコモショップに出向く
d払いの概要
d払いは、NTTdocomoが提供する決済サービスで以下のサービスがあります。
- スマホにバーコード/QRコードを表示させて読み取ることで決済(以降、スマホ決済)
- ネットショッピングで決済
ドコモユーザーでなくてもdアカウントがあれば利用することができ、支払い金額200円につきdポイントを1ポイントためられます。
※Amazonやノジマオンライン等のネットショッピングの場合は支払い金額100円につきdポイントが1ポイント付与されます
d払いの代金の支払い方法は以下になります。
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ドコモユーザーであり毎月の携帯電話料金と合算して支払う
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クレジットカードやプリペイドカードにより支払う
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d払い残高(ドコモ口座残高)で支払う
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dポイントで支払う
上記支払い方法でキャンページ時の恩恵を受けられるのは、以下のもののいずれかになります。
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ドコモユーザーであり携帯電話料金と合算
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支払うクレジットカードをdカードにしていること
-
d払い残高(ドコモ口座残高)で支払う
d払いの仕組みについて
スマホアプリのd払いについて
以下の仕様となっています。
- スマホのアプリなのでガラケーでは利用できない(これは仕方ないです)
- ドコモ回線dアカウントでd払いを使う場合、端末は契約回線である必要がある
上記2についてですが、結局は
- ドコモ回線dアカウントを持っていても、他社回線で契約しているSIMが挿入されたスマホでd払いを利用することができない(ログインできない)
- ログインするにはNTTdocomoとスマホ契約をしているSIMが必要
ということを示しています。
NTTdocomoはガラケーの契約でもspモード契約ができるので、試しにspモード契約をして他社回線SIMが挿入されたスマホのd払いアプリにログインをしようとしましたがダメでした。
結局、ドコモ回線dアカウントでd払いアプリにログインをするには、『NTTdocomoとスマホ契約しているSIM』が必要ということがわかりました。
Amazonでのd払いの利用について
ネットショッピングに関しては、ノジマオンラインでは、パソコンやスマホのWeb経由でガラケー契約のdアカウントでも問題なく利用できました。
しかし、Amazonだけは特別な扱いになっているようです。
理由は以下になります。
- d払いを利用するためにはスマホで初期設定をする必要がある
- 初期設定の際、spモードで接続する必要があるためspモード契約が必要
こちらは、スマホだけではなくspモード接続ができるガラホ経由でも利用することが可能であることをドコモショップで確認できました。
ただ、ドコモガラケーユーザーはAmazonでd払いは利用できません。
d払いを利用するための設定
ドコモのスマホを利用している人(ドコモスマホユーザー)、ドコモ以外のスマホを利用している人(非ドコモユーザー)、ドコモのガラケーと他社スマホを利用している人(ドコモガラケーユーザー)で利用方法が異なります。上記フローチャートをご参照ください。
実は一番めんどくさいのはドコモのガラケーを持つユーザーであることがわかると思います。
ただ、以下の設定をすることで、実使用上のドコモスマホユーザーとそれ以外の人の差はほぼなくなります。
ドコモスマホユーザー
ドコモのスマホを利用されている方は、ドコモとの契約で入手したdアカウント(ドコモ回線dアカウント)でd払いを利用することができます。
非ドコモユーザー
フローチャートのチェック①にもあるように。パソコンやスマホでdアカウントを取得します。そして、取得したdアカウントでd払いを利用します。
ドコモガラケーユーザー
非ドコモユーザーと同様にフローチャートのチェック①にあるように。パソコンやスマホでdアカウントを取得します。この取得したdアカウントで、バーコード/QRコード決済を利用したd払いは利用可能です。
しかし、この時点で、ガラケーでの契約で保有しているdアカウントとパソコンやスマホで取得したdアカウントを2つ保有することになります。この時点ではそれぞれのdポイントはバラバラの状態です。
そこで、フローチャートのチェック②にあるように、ドコモショップに出向き「ポイント共有グループ」の設定を行います。
これにより、2つのdアカウントのdポイントを共有化することができます。
ドコモスマホユーザーが優遇されるシステムです
ドコモユーザーの最大のメリットは、なんといってもAmazonでd払いを利用できることにあると思います。
キャンペーン等で入手したdポイント(期間・用途限定)も使用することができます。
しかし、上記のようにこの特権はドコモスマホユーザーおよびガラホユーザーに与えられ、ドコモガラケーユーザーはこの特権はありません。ドコモショップで確認もしましたが、これはどうしようもないようです。
結局、d払いはドコモのスマホを使っている人が最もメリットが出るようになっています。
バーコード/QRコード決済のd払いの利用方法
バーコード/QRコード決済のd払いは、頻繁にキャンペーンが行われておりますが、キャンペーンの恩恵はドコモスマホユーザー以外でも受けることができます。
また、キャンペーン時と非キャンペーン時で支払い方法を変えることでメリットが出ると思います。
キャンペーン時
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支払うカードをdカードに設定する
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d払い残高(ドコモ口座)にお金を入れてd払い残高(ドコモ口座)で支払うように設定する
dカードを作るのが面倒な場合は、セブン銀行ATMを使ってd払い残高に入金してd払い残高支払いに設定すればいいと思います。
非キャンペーン時
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dカード、dカードGOLDよりも高還元率なクレジットカード、プリペイドカードを支払い方法に設定する
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dポイント(期間・用途限定)を使用する
高還元率なクレジットカードを支払い方法に設定する場合は、利用金額に対して還元率を0.5%上乗せするという感覚で利用すればいいと思います。
例えば、私が普段利用しているANA JCBプリペイドカードは3Dセキュアに対応しているため、d払いに設定することができ、d払いの還元率0.5%とあわせて2%越えを狙えます。
また、dポイント(期間・用途限定)が余っていたら積極的に使って少しでも支出を減らすようにすればいいと思います。
まとめ
d払いの設定方法、利用方法について紹介させていただきました。
d払いはドコモスマホユーザーが最も恩恵を受けますが、そこは割り切ってキャンペーン時には恩恵を受け、非キャンペーン時も利用できるときは利用しましょう。