OfficeSuite for Windows PCを試しに使ってみました

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スイート②

私はこれまで無料のオフィスソフトウェアの「LibreOffice」を使っていました(関連記事はこちらになります)。特に不満はなかったのですが、OfficeSuiteも無料で「Microsoft Office」と互換性が高いということもあり、実際にどうなのかを試してみたくなり、私が保有しているノートPC(OS:Windows10)インストールして確認をしました。

ここでは、以前「LibreOffice」で作成したファイルがOfficeSuiteで利用できるかどうかを確認してみましたので紹介させていただきます。

使ってみた感想

まだがっつり利用したわけではありませんが、使ってみた感想は以下のものになります。

  • 画面構成の見た目はMicrosoft製品にかなり似ており、Microsoft Officeに慣れていれば問題なく利用できそう
  • 「LibreOffice」で作成したファイルはひと手間をかければ読み込むことはできるため、過去作成したファイルは無駄にならない

OfficeSuite for Windows PCについて

スイート①

「OfficeSuite for Windows PC」は、「Microsoft Office」と互換性が高い(公式サイトでは完全な互換ではないとの記載があります)オフィスソフトウェアで無料版と有料版がありますが、無料版でもオフィスソフトウェアとして十分利用することができます(日本語にも対応しています)。

公式サイトでインストーラを入手することができ、インストールも簡単に行うことができます。

構成ソフトウェアについて

スイート③

引用元:mobisystems

以下のソフトウェアで構成されています。

    • Documents:ワープロソフトで「Microsoft Word」相当
    • Sheets:表計算ソフトで「Microsoft Excel」相当
    • Slides:プレゼンテーションソフトで「Microsoft PowerPoint」相当
    • Mail:メールソフトで「Microsoft Outlook」相当
    • PDF:PDFファイルの閲覧(有料版は編集も可能)

無料版と有料版の差異について

スイート⑧

無料版は文書や表計算、スライドの編集のみ行うことができます。

それに対し、有料版(Premium)は文書や表計算、スライドをPDF化やPDFの編集等様々なことを行うことができます。

私の用途であれば、無料版で問題ないので無料版を利用していきます。

実際に使ってみる

Sheets

スイート⑨

表計算ソフトのSheets(上の画像)ですが、見た目は「Microsoft Excel」にかなり似ていると思います。「LibreOffice」の表計算ソフト「Calc」(下の画像)と比較してもかなり「Microsoft Excel」に近い見た目という印象です。

スイート⑩

以前、私が「LibreOffice」の表計算ソフト「Calc」で作成したファイルを「Microsoft Excel」で読み込めるファイル(拡張子xls、xlsx)として保存して読み込むことができるかを試してみたところ、「Calc」の拡張子である「obs」も読み込むことができるようです。

スイート⑪

「LibreOffice」の表計算ソフト「Calc」の画像が下の画像になります。

スイート⑬

このファイルをSheetsで読み込んだものが下の画像になります。

スイート⑭

見てもわかるようにグラフが消えてしまっています。拡張子obsのファイルを読み込むとグラフが消えてしまうようです。

そのため、再度グラフをSheetsで描画しました。

スイート⑮

グラフを描画すると、右側に表エディターが表示されそこで、データ範囲やレイアウト等の変更、編集を行うことができます。

なお、xlsやxlsxの場合はグラフは消えることなくちゃんと表示されました。そのため、「Calc」で作成したファイルをSheetsで読み込む場合、「Calc」で一旦拡張子xlsとして保存してからSheetsで読み込めばグラフも表示されました。

Slides

スイート⑯

プレゼンテーションソフトのSlidesですが、こちらも見た目は「Microsoft PowerPoint」にかなり似ていると思います。「LibreOffice」のプレゼンテーションソフト「Impress」(下の画像)と比較しても「Microsoft PowerPoint」に近い見た目という印象です。

スイート⑰

以前「Impress」で作成したファイルを読み込んでどうなるかを確認しました。

スイート⑳

上の画像は「Impress」で作成した拡張子obpファイルを「Impress」で読み込んだものになります。そして、下の画像は、上記ファイルをSlidesで読み込んだものになります。

スイート⑲

画像を見てもわかるように文字の位置がずれたり、吹き出しの形状が崩れたり等しています。obpファイルを読み込むことはできても、完全互換はできないようです。

スイート21

次にひと手間加えてみます。「Impress」でファイルの拡張子pptxに変更して保存(上の画像参照)してからSlidesで読み込んでみました。

スイート22

拡張子pptxに変更してからであれば文字ずれは吹き出しの形状崩れ等は発生しませんでした。ひと手間はかかりますが、「Impress」で作成したファイルを使用することができることがわかりました。

まとめ

「LibreOffice」で作成したファイルをOfficeSuiteで利用できるかを確認してみました。ひと手間はかかりますが、拡張子をMicrosoftで利用しているものにして保存さえしておけば問題なく利用できそうです。

画面構成の見た目もMicrosoft Officeにかなり近く操作性も変わらない印象で、今後もう少し色々利用してみたいと思います。

実は一つやってみたいことがありますのでそれに関しても後日記事にさせていただこうと思います。

この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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