ブログを始めて一番最初の目標として「Google AdSenseの審査を通過」を掲げました。しかし・・・本当に何度も跳ね返されました。
2020年4月4日に初挑戦し、審査通過が2020年7月4日とまるまる3ヶ月かかりました。
Google AdSenseから「アカウントの承認を受けるには、問題を解決していただく必要がございます」というメールが数えてみたら24回も来ていました。
7月4日に来たメールがいつもと違う件名だったので見てみたら「おめでとう」と来ていました。
そこで、今回は、ブログ初心者の私がどうやって「Google AdSenseの審査を通過」をしたのかについて紹介させていただきます。
1回目の審査時の状況
Google AdSenseの審査に関連するブログを参考にさせていただき、以下の準備を行いました。
- 独自ドメインの開設
- WordPressのテーマは「Cocoon」
- プライバシーポリシー、免責事項の設置(ほぼコピペ)
- お問い合わせフォームの設置(ほぼコピペ)
- プロフィールの設置
- サイトマップの設置
- 記事は12記事(1記事あたり平均1500文字以上を意識)
- 記事の内容はクレジットカードや節約、投資等についてのもの
- 他のアフィリエイト等は一切なし
この時点では、何度か落ちるだろうとは想定していました。
2020年4月4日に申請を行い、6日後にGoogle AdSenseから「アカウントの承認を受けるには、問題を解決していただく必要がございます」というメールが来ました。
中身を見ると
- 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
- 価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)について
との記載がありました。
そしてこの2つの「価値の低い広告枠」に苦しめられることになります。
2回目以降の審査について
2回目以降は記事を増やすこと、これまで出していた記事のブラッシュアップをすることに注力しました。
- 記事の内容はクレジットカードや投資、節約だけでなくブログ運営というカテゴリーを追加
- 記事は最大で30記事(うちブログ運営の記事が4記事)
ブログ運営というカテゴリーを追加したのは、クレジットカードや投資、節約といったお金関連のものだけだとオリジナリティが出しづらいのではないかと思うようになったからです。
クレジットカードの記事はなかなかオリジナリティを出せないですし、クレジットカード特化のブログには太刀打ちできないと感じ始めていたというのもありました。
しかし、毎回メールで「価値の低い広告枠」と宣告され続けました。
もはや自分一人で考えても無理だなって思うようになりました。
coconalaでアドバイスをもらう
17回目の審査に落ちたとき、「もう自力で考えるのは限界」と思い、スキルマーケットで有名な「coconala」でアドバイスをもらうことを考えました。
アドバイス価格1000円という良心的な価格にも関わらず、参考になる的確なアドバイスをいただくことができました。
そして、アドバイスに基づいて一旦以下のことを行いました。
- クレジットカードや投資といったオリジナリティが出しづらいものは下書きに変更
- ブログ運営と節約のカテゴリーに絞って記事を作成(節約もクレジットカードやキャッシュレスが関わるような記事は下書きに変更)
- 自分自身が経験したことや実際に試したことを記事にした
私自身が考えるオリジナリティは、まさに私が実際に経験したり、試したりしていることだと考え、これらを記事にまとめるようにしました。
審査通過時の状況
Google AdSenseの審査を通過する時の私のブログは以下のようになっていました。
- 記事数は10
- クレジットカードや投資等の記事はすべて下書き
- 中身の内容が薄いカテゴリーページ、固定ページはnoindexに設定
- 下書きに変更した記事もnoindexに設定
上記のような状態で25回目にしてようやく審査を通過することができました。
公開していた記事について
公開していた記事は以下のものになります。私自身が経験したこと、実際にやってみたことを記事にするように心がけました。
- 仕事でも役立つ 無料でできる画像の加工・容量圧縮方法について
- 自宅のPCを活用 無料のオフィスソフトウェアLibreOffice
- 無料の表計算ソフトウェアCalcを使ってみる
- 無料のプレゼンテーションソフトウェアImpressを使ってみる
- オフラインでブログ記事の下書き作成 Open Live Writer
- WordPressとOpen Live Writerで効率的にブログ記事作成
- 推奨 名古屋から東京ディズニーリゾートに車で行くなら
- 無料でダイアグラムやフローチャート、回路図作成 draw.io
- おうちでVBAを勉強 Microsoft OfficeなしでVBAをやってみる
- LibreOfficeでVBAのマクロをボタンで動くようにしてみる
クレジットカードのようなオリジナリティを出しづらい記事は一旦はすべて下書きに変更し、Windows10で動く無料のソフトウェアを使った事例等を記事にしました。
実際に、ソフトウェアをどのように利用しているか視覚的にわかりやすいようにするために、画像を使って紹介するように心がけました。
18回目の審査前から上記のような記事を増やしていきました。審査に落ちるたびに1記事ずつ増やしていき最終的には10記事になりました。
noindexについて
内容が薄いカテゴリーページや固定ページ、さらに下書きに変更した記事はすべてnoindexに設定しましたが、グーグルサーチコンソールで確認する限り、これらのページ、記事はインデックス登録されていましたので、これらがnoindex状態になるのにはしばらく時間がかかるだろうと想定しました。
また、「site:https~」で確認しても下書きにした記事は検索結果に出てきますので、これらの記事は404ページとして表示されてしまう状態になってしまっていました。
そこで、これらのページや記事をグーグルサーチコンソールで「URLの削除」を行いました。
グーグルサーチコンソールでのURLの削除はGoogle非推奨というのを様々ばブログで確認させていただきましたが、一刻も早く「価値の低い広告枠」から脱出したかった一心で行いました。
なお、WordPressのテーマ「Cocoon」であればページや記事ごとに簡単にnoindex設定ができます。無料でも本当に色々なことができて本当に助かってます。
審査を通過するには
審査通過時は、記事数は10でした。
あくまでも私の経験にはなりますが、私の意見を述べさせていただきます。
記事のオリジナリティを出す
記事の内容にオリジナリティがあることにつきるのではないかと思います。そして、このオリジナリティを出すのは、自身の経験が一番いいと思います。
例えば、審査通過時に公開していた記事に「無料のプレゼンテーションソフトウェアImpressを使ってみる」というものがありますが、具体的にこのソフトウェアを使って「何をしたのか、それはどうやったのか」を紹介しました。
この「何をしたのか、それはどうやったのか」がまさにオリジナリティになると考えました。Impressというソフトウェア自体は目新しいものではなくても、やったことにはオリジナリティがあります。
また、私は千葉県出身で現在は愛知県に住んでいますが、車で帰省する際に利用するルートはちょうど東京ディズニーリゾートの脇を通過するルートなので、それも記事にしてみました(記事はこちらになります)。
これも私自身が出せるオリジナリティと考えました。
他の人は経験していないご自身の経験はオリジナリティとなると思います。些細な出来事や経験でも、他の人にとっては貴重な情報となりえると考えますので、このようなことを記事にするのが一番いいと思います。
クレジットカードや投資といったジャンルは審査時は記事を公開しない
ブログを始めるにあたり、クレジットカードや投資といったジャンルのものを記事にしていこうと考えていましたが、このジャンルは激戦区ですし、なによりもオリジナリティが出しづらいです。
実際、私自身の記事を見てから他の方のブログを見ると、「似てるなぁ」って感じたこともあり、これでは審査通らないと思うようになり、これらの記事を下書きに変更しました。
審査が終わるまではこれらのジャンルは記事として公開しないようにした方がいいと思います。
審査を通過してから公開するようにすればいいと思います。実際私は審査通過後、これらの記事を公開しました。
まとめ
ブログ初心者の私がどうやって「Google AdSenseの審査を通過」をしたのかについて紹介させていただきました。
長い回り道をした感覚ではありますが、貴重な経験だったと感じております。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。