楽天証券では楽天ポイントで、SBI証券ではTポイントで投資信託を購入することができるようになり、まさに「ポイントが働いてお金を稼ぐ」ということができるようになりました。
また、ポイントによる投資が現金と違い、仮に損しても金銭的、そして精神的ダメージが少なく、投資をしたことがない方にとっても始めやすいと思います。
このような流れに追従するように、「auカブコム証券」は2020年9月26日からPontaで投資信託を購入することができる「ポイント投資」サービスを開始しました。
PontaはKDDIが提供するコード決済「au PAY」やローソン等獲得する機会が多いポイントで、普段の買い物でもらったPontaを投資信託購入に充てることができるようになり、au経済圏を活用されている方にとってもメリットは大きいのではないかと思います。
ここでは、私のauカブコム証券の活用方法について紹介させていただきます。
auカブコム証券はここが凄い
auカブコム証券は、au経済圏を活用されている方が投資信託の運用を行うのに適した証券会社だと思います。
auカブコム証券を利用するようになって感じたメリットは以下になります。
- Pontaで投資信託を買うことができる
- 三菱UFJ銀行の口座から振込手数料無料で資金を振り込むことができる
auユーザーや普段からau PAYを利用される方の資産運用、特に投資信託を運用するのにメリットがある証券会社だと思います。
私はauユーザーではありませんが、リクルートカードやau PAYをよく利用しますのでPontaがたまる機会が多いので、auカブコム証券でPontaで投資信託を購入するようにしています。
auカブコム証券について
auカブコム証券は、カブドットコム証券から社名変更した証券会社で、金融大手の三菱UFJフィナンシャルグループのネット証券会社になります。
名前の通り国内3大キャリアの一角を担うauも資本参加していて、auが提供するサービスとの連携が充実しています。
auカブコム証券が提供する投資信託のサービスは以下になります。
- 投資信託の取扱本数は1263本(2020年10月時点)
- 購入手数料は無料
- NISAやiDeCo、つみたてNISA、ジュニアNISAに対応
- 投資信託の保有金額に応じてPontaがもらえる
- Pontaで投資信託を購入できる
競合となる楽天証券やSBI証券と比較すると投資信託の取扱本数は少ないですが、人気のeMAXISSlimシリーズや楽天VTI、SBIバンガードS&P500も取り扱っており、見劣りはしないと思います。
auカブコム証券で投資信託を運用する理由
私は楽天証券、SBI証券で投資信託を運用していますが、auカブコム証券でも投資信託を運用している理由について紹介させていただきます。
Pontaで投資信託が購入できる
auカブコム証券ではPontaで投資信託を購入することができます。
100ポイントから1ポイント単位で購入可能で、現金と一緒に購入することも可能です。
Pontaは、au PAYやローソン等日頃からたまりやすいポイントですので、買い物でもらったPontaを投資信託の購入に充てることができ、対象口座は特定口座・一般口座・NISA口座になります(つみたてNISA、ジュニアNISAは対象外)。
auユーザーだけでなく非auユーザーも利用できるコード決済であるau PAYは頻繁にキャンペーンが行われており、大量のPonta獲得の機会も多いので、キャンペーンでもらったPontaを投資信託購入に充てることができます。
無理に買い物でPontaを消費するなら投資信託の購入の方が資産が増える可能性があるので、私はPontaを全て投資信託の購入に充てています。
三菱UFJ銀行の口座から手数料無料で資金を振り込むことができる
三菱UFJフィナンシャルグループの子会社ということもあり、三菱UFJ銀行の口座を持っていれば、三菱UFJダイレクトを利用することで、auカブコム証券の口座に振込手数料無料で資金を入金することができます。
会社によっては給料振込口座にできる銀行が限られることもありますが、国内大手の三菱UFJ銀行であれば手数料を支払うことなくauカブコム証券で資産運用を行うことができます。
今後、三菱UFJ銀行では取引等によりPontaがもらえるサービスも始まりますので、ますますauカブコム証券との親和性は高まるのではないかと思います。
auカブコム証券の残念なところ
投資信託の残高の応じてPontaがもらえるが・・・
auカブコム証券には「資産形成プログラム」というサービスがあります。
これは、投資信託の保有金額に応じてPontaがもらえるサービスで、保有金額が多ければ多くのPontaをもらうことができます。
対象投資信託の月間平均保有金額 | ポイント付与率(年利) |
2万4000円~100万円未満 | 0.05% |
100万円~3000万円未満 | 0.12% |
3000万円以上 | 0.24% |
投資信託を2万4000円以上保有している場合でも年利0.05%のPontaがもらうことができます。
ただし、販売会社の信託報酬率が0.24%未満(税込)の投資信託は本サービスの対象外となります(対象外投資信託はこちらになります)。
例えば、楽天VTI、SBIバンガードS&P500やeMAXISSlimシリーズの大半の銘柄は対象外となります。
この点は楽天証券やSBI証券に劣る部分になり、ものすごく残念です。
Pontaで購入できる投資信託は同時に2銘柄以上は購入できない
Pontaで投資信託を購入する場合、同時に2銘柄を購入することはできません。
これは、上の画像の「①Pontaポイントを利用した買付が同一約定日で2注文以上あるお客様」にあたります。
例えば、eMAXISSlim新興国株式をPontaで購入した場合、取引が完了するまで別の銘柄を購入することはできません。
つまり、複数銘柄を同時に購入することができません。
これもデメリットです。
そのため、私は、auカブコム証券ではPontaでeMAXISSlim新興国株式のみ購入しており、それ以外は楽天証券やSBI証券で投資信託を購入しています。
まとめ
auカブコム証券の利用方法について紹介させていただきました。
やはりPontaで投資信託を購入できるのが大きなメリットだと感じます。
ただ、ポイント付与サービスは楽天証券やSBI証券の方がメリットがありますので、私はPontaでeMAXISSlim新興国株式のみ購入しています。
これにPontaで国内株式でも購入できるようになればもっといいんですが・・・期待しています。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。